《社会参加へ向けた取り組み》

先の介護報酬改定により、活動と参加に向けたリハビリテーションが提供できるよう基本方針が見直されました。当センターでも、昨年度から電車やバスを利用する練習に取り組んでいます。結果として、4人の方が復職に結びつき、3人の方が通所サービスへ移行され、訪問リハビリを卒業（終了）されました。

社会参加に向けた取り組みを通して感じることは、利用者さまはもちろん、ケアマネジャーをはじめ、他職種の方々との方針や課題、目標などの共有、そのための密な報告・連絡・相談の必要性です。利用者さまが住み慣れた地域で、その人らしく生活ができるよう、これまでの「機能訓練」「ADL訓練」から、さらに「生きがい」「役割」「幸せ」「楽しみ」につなげていけるような支援が大切だと考えています。また目標が達成され、その後の生活が当面維持できる方については、訪問リハビリをいったん卒業する