アゼリアガーデン
訪問リハビリ通信VOL.49 2019年8月
訪問リハビリ Ｄａｉｌｙ Ｎｏｔｅ
《 緊急時対応について 》
利用者さまの緊急時は、いつどのような状況で起こるのか予測できないものです。訪問リハビリの最中にも、起こる可能性は十分にあります。基本的な対応方法を知っていても、ケースに合わせて適切な処置を行うためには、実践的な知識を身につけ、訓練やイメージを繰り返すことが重要であると考えています。
当センターでは訪問時に熱発、転倒・骨折などがあった場合の対応について、定期的にスタッフ間で話し合って確認しています。
前回の勉強会では、スタッフの一人が実際のケースを数名あげて、予想される事態への対応を、そのスタッフ以外のメンバーと一緒に考えました。
呼吸状態、意識レベルによってどう行動するか、独居ならどういう順で連絡するのが望ましいか、総合病院へ搬送するのか、もしくは24時間対応の開業医に連絡するのかといった具合です。延命措置の問題もあります。以前に、ご家族には予め延命措置は不要とお聞きしていたにも関わらず、いざその時になると措置を希望されたことがありました。そのため可能な限り、その場での再確認が必要と考えています。
緊急時にベストな対応を行うためには、日頃からの備えと学びが大切であると考えています。今後も、起こり得る事態に備えて、最善の対応ができるよう努めてまいります。
（OT石橋）
居宅介護支援事業所のケアマネジャーさんへ
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