おやつ教室 vol.16 平成2９年8月10日
宇治金時
今回のおやつ教室は、宇治金時です。かき氷器を食堂に運んでくると、利用者さまから「なつかしいなぁ」「こんなん（家庭サイズのものが）あるんやなぁ」と言う声がありました。
家庭サイズのかき氷器の形は、昔のかき氷器にこだわって作られたものです。専用の容器で氷塊を作り、それをかき氷器にセットして、レバーを回しながらガリガリと削っていきます。
器に盛ったかき氷にあんこを添えて、抹茶をかけて完成です。抹茶はグリンティーを濃いめに延ばして作りました。利用者さまからは、「昔は赤い（シロップ）のや青いのを食べたわ」「祭りのときによく食べた」という感想がありました。
おとなしそうに座っていた利用者さまも、食べ始めると急に活気づいたように一気に食べて、最後は溶けた氷まで飲んでしまうほどでした。高校野球をテレビで観戦しながらかき氷を食べるのは、今も昔も変わらない夏の過ごし方のようです。