児童思春期外来/成人期発達障害外来

思春期のこころの問題や対人関係の問題にアプローチ

思春期のこころの問題や発達障害のなかには、 ご家庭、学校、職場での生活のしづらさや、対人関係における困難さがあります。

専門医による診療や心理・発達検査、教育機関・職場との連携、適切な社会福祉サービスへのご紹介等、チーム医療で支えてまいります。

児童思春期外来・成人期発達障害外来受け入れ一時停止について

児童思春期・成人期発達障害外来の2024年5月〜2024年7月外来枠の受け入れを4月20日から再開していましたが、4月24日に受け入れ枠が充足した為同日から受け入れを再度一時停止しました。

2024年7月下旬に、2024年8月〜2024年10月外来枠受け付けを再開予定します。
また本ホームページをご参照下さい。


但し、以下のような緊急性が高いケース(概ね入院適応に相当)では、引き続き臨時に受入れを行います。
電話にてご相談下さい。

・幻覚や妄想が疑われる

・食事や睡眠がとれず衰弱している

・死にたい気持ちが切迫している

・自殺企図が既にある

・異常に気分が高揚している

・重篤な自傷や暴力がある


また、公的機関や学校から受診勧奨あるケースは臨時に受入れできる場合あるので、電話でご相談下さい。


なお、本院及び本外来でのCOVID-19感染予防対策については、ホームページ中に別途おのおの特記があります。
政府がCOVID-19感染予防対策を段階的に緩和し5類に分類変更されましたが、医療機関や高齢者福祉施設は対象外であり、引き続き厳重に感染予防対策を行っております。
臨時受入れケースの方は受診前に必ず、上記特記事項をご一読下さい。


加えて、予約患者及び来院同伴者ともに、急性の鼻炎症状・風邪様症状(発熱・関節痛・咽頭痛・咳・味覚嗅覚異常など)・胃腸炎症状がある場合は、直接来院をせずに必ず事前にご連絡下さい。


児童思春期外来・成人期発達障害外来専用申込フォーム


当院から、受診のご連絡をさせていただいた方は、下記の育成歴調査票(親用・子ども用)より対象となるフォームをダウンロードしていただき、それを印刷(両面不可)し、必要事項をご記入のうえ、他の必要書類とともに、ご発送が確認できる方法(書留・レターパック等)・ご持参のいずれかの方法で、診察予定日の2週間前までに、当院必着で送付お願いします。

一度、ご提出いただきました書類に関しては、個人情報管理を徹底し、返却いたしません。
なお、上記方法での対応が難しい場合は、ご相談ください。

生育歴調査票

受診される方が3~4歳の場合(親のみ)

受診される方が5歳の場合(親のみ)

受診される方が6~10歳の場合

受診される方が11~15歳の場合

受診される方が16~17歳の場合

受診される方が18歳以上の場合


※注意事項            ・各調査票は、受診申し込み時点での年齢で選択してください。

                           ・調査票記入時は、親、子どもでの見せ合いはしないでください。
                              但し、子どもが用語の意味が分からない場合は、親が説明してもかまいません。

                           ・調査票にて、用語がわからない場合は、当院へ問い合わせください。


( 送 付 先 )
    郵便番号:617-0843
    住  所:京都府長岡京市友岡4-18-1
    宛  先:一般財団法人 長岡記念財団
                   長岡病院 医療社会事業部「初診申し込み係」宛
    電話番号:075-951-9201

児童思春期・成人期発達障害外来での感染予防対策について

COVID-19流行状況踏まえ京都府乙訓郡の医療機関の本外来では「京都市含む京都府内居住の方」に受け付けを限っていましたが、一定の流行が常態化した昨今は、政府による行動制限再開可能性は低くなっています。
通常受け付けでの居住地域による受診制限を取り止め、京都府以外の方も受け付けを再開します。

また政府方針でCOVID-19療養期間短縮がありましたが、病院含む公共機関は短縮対象外で、従来通りです。
知らない方が少なからずおられますが、「検査陽性/発症日を0日で起算し、無症状者は7日目以降、有症状者は症状消失72時間以上かつ10日目以降から行動制限なし」です。くれぐれもご留意下さい。

児童ではCOVID-19罹患した場合にも無症状が多く問診や体温測定でCOVID-19罹患を除外できない可能性が成人より高いこと、3歳未満ではマスク着用自体が困難な場合が多いこと、5歳未満の児童はSARS-CoV-2ワクチンを接種できないこと、発達障害の方では障害特性によりマスク着用が困難な場合があり感染予防対策を十分に行えない方がおられること、以上4点が一般に医学的知見として知られています。
その為児童思春期外来・成人期発達障害外来は性質上一般的な外来より、SARS-CoV-2感染リスクが高くならざるを得ません。

診察では感染予防対策のため、窓とドアを開け常時2way換気しております。温度管理や遮音が弱くなりますがご了解下さい。
医師患者間に透明スクリーンを使用し、診察室への入室は本人以外の同伴者は1名のみ認めております(医師が別途許可する場合を除く)。受診時の同伴者人数は、極力最小限にして下さい。

布マスク・ウレタンマスク・マウスガードでは飛沫感染予防効果が不十分です。受診の際は必ずサージカルマスク等の不織布マスクを、本人及び同伴者の方は全員着用していただくようお願いします。
受診時に不織布マスク着用されていない場合、診療ないし建物内立入りをお断りします。

本人や同伴者で、くしゃみや鼻汁など鼻炎など上気道炎症状が未治療ないし治療不十分なまま受診希望される方が、あいにく少なからずおられます。事前に耳鼻科や小児科受診及び当院への診療情報提供をお願いします。
ご同意頂けない場合、建物内立入りや受診をお断りします。

なお、発達特性によりマスク着用が困難な方は、感染予防対策として換気確保のため、屋外で診察対応します。プライバシー確保度が下がり診察時間も短くなり得ますが、あらかじめご了承ください。

本人や家族の周囲の場所(家庭・学校・職場・塾・部活やサークル・通所施設など)で検査(PCRや抗原検査)陽性者の発生が、既に数多く当院にも報告されています。
周囲で患者発生時に検査対象にならなかったり検査陰性だった場合に、自己判断で当院に事前連絡なく来院されたケースが、あいにく生じています。
こうした場合でも来院前に必ず当院にご連絡下さい。建物内立入りや受診をお断りする場合があります。
悪質な場合は、以後も受診をお断りします。

最後に、医師判断により受診時にSARS-CoV-2の抗原ないしPCR検査を受けていただく場合があります。

患者さんや職員には高齢ないし基礎疾患有す、COVID-19重篤化ハイリスク者が複数おり、感染予防対策の上極力安全な診療環境の維持が必要です。

以上、ご協力のほど宜しくお願いします。

転院希望で、かつコンサータ®やビバンセ®処方のある患者さんへ

2019年12月から上記2剤は処方医師資格や流通管理が厳格化されました。処方可能な医師が減少し、当院への転院依頼が多く生じることを見込んでいます。

京都府乙訓郡に位置する当院は、地域医療の観点、加えて精神科資源(とりわけ児童や発達障害を診ている精神科機関の数)の地域ごとの大きな格差を踏まえ、患者さんの居住地域により優先性の判断をせざるを得ないと考えます。

以下3段階で優先性を区分します。

 

1) 乙訓郡含む京都府(京都市除く)、京都市西京区、京都市右京区:

    通常の受診受付対応を取ります。

2) 京都市(西京区と右京区を除く):

    受診待機状況により、京都市・京都府内の他院(児童精神科や小児神経科)を案内させていただくことが
    あります。

3) 京都府以外の地域:

    基本的には対応できません。各居住地域圏内の精神科受診をお願いします。

 

またコンサータ®やビバンセ®処方に際し医師・病院受付・調剤薬局で多段化の事務作業により長く時間を生じるため、受診時間については予約可能日の10時から15時に、診療枠を限定いたします。

上記方針とさせていただきます。ご理解のほどよろしくおねがいします。

対象となる方

  • 児童思春期外来: 3歳から17歳(高校生の場合は18歳まで)
  • 成人期発達障害外来: 成人(60歳未満)
  • ご家族や保育園、幼稚園、学校関係者のご相談もお受けいたします。
  • 診療について

    かかりつけの病院がある場合は紹介状をご持参ください。

    当外来では、3歳から19歳までのお子さまのこころや発達の問題全般の診療を行っています。また、あわせて発達障害の疑いがあったり、すでに診断されたりした成人の方の診療も行っています。

    こころの問題のなかでも自閉症をはじめとした発達障害は、ご家庭、学校、職場での生活のしづらさや、対人関係における困難さがあります。また、本人や周囲の方々に及ぼす影響から、医療・教育・社会など多面的な対策が要請されるテーマとなっています。

     

    ※このような問題でお困りではないでしょうか?

    ・注意や集中が難しい。気がそれるとすぐ忘れてしまう。いつも落ち着きがない。

    ・読み・書き・計算などの一部が極端に苦手。

    ・言葉が遅れている。

    ・同じ行動を繰り返し、こだわりが強い。独特の習慣があり、自分でも困っている。

    ・集団行動ができない。学校に行けない。

    ・生活リズムが乱れて困っている。

    ・体の不調を訴えるが、内科で検査しても異常がない。

    ・不安が長く続き、疲れている。嫌なことばかり頭に浮かぶ。わけもなくいらいらする。


    ※診断としては広汎性発達障害、AD/HD(注意欠陥・多動性障害)、学習障害(LD)、アスペルガー症候群、うつ病、統合失調症、摂食障害、強迫性障害、対人恐怖、ネット依存など、お子さまによっても多様な原因があります。

    また、お子さまでも対人的な困りごとや悩みごとが起きますが、大人と違い、うまく表現ができません。 
    周りの大人が汲み取ってあげる必要があります。

    予約

    児童思春期外来・成人期発達障害外来受け入れ再開についてをご覧ください。

    予約料について

    中東医師(成人期発達障害外来/児童・思春期外来担当)の初診予約診療は、十分な初期診療を行うために、およそ30分以上診療時間を確保いたします。そのため保険診療の自己負担に加え、初診予約料金として\6,000(税別)が別途必要となります。

    ※生活保護・母子医療を受給されている方は頂戴いたしません。(その他公費医療を受給されている方はご相談くだ
       さい)

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