ストレスケア

ストレスとうまくつき合えるように、チーム医療でアプローチ

ストレスケア病棟は、ストレスマネジメントに有効とされているさまざまな「心理社会的プログラム」を提供する専門病棟です。

ストレスによって心や体のバランスを崩したり、対人関係等さまざまな悩みを抱えたりしている方々に、ゆったりとお過ごしいただける「快適な治療環境」をご用意しています。薬物療法・カウンセリング・認知行動療法・認知療法・運動療法・作業療法・SSTなど数種類から必要に応じてご提供します。

対象となる方

●人間関係で悩んでいる方

●気がめいり元気の出ない方

●仕事や学校を休みがちな方

●不安で夜眠れない方

●気分障害・うつ・不安障害・摂食障害・パニック障害・強迫性障害・境界性人格障害などと診断された方

入院のご案内

入院までの手続き

長岡ヘルスケアセンター、医療社会事業課に
TEL075-951-9201 受付時間:月~土9時~17時

外来診察
(予約日にお越しください)

病棟見学
ご希望の方に入院前に見学を実施しています。

入院
症状によっては一般病棟へのご入院をお勧めすることがございます。

ストレスケア病棟(4B病棟) 個室のご案内・料金

ゆったりとした気持ちで治療に取り組んでいただけるよう、患者さまのプライバシーに配慮したお部屋をご用意しています。全室にテレビ・冷蔵庫を設置しています。バス・トイレ付の個室もございます。

特別室特別室
特別室特別室
準特別室準特別室
準特別室準特別室
個室Aタイプ個室Aタイプ
個室Bタイプ個室Bタイプ
4人部屋タイプ4人部屋タイプ
4人部屋タイプ4人部屋タイプ
プログラムルームプログラムルーム
デイルームデイルーム

差額室料金(4B病棟)

  部屋数 差額ベッド代 冷蔵庫 テレビ※ 風呂 トイレ 洗面台 デスク キャビネット
特別室 1室 16,500
準特別室 1室 11,000

個室
タイプA

1室 6,600

個室
タイプB

2室 5,500  

 

  部屋数 差額ベッド代 冷蔵庫 テレビ※ 風呂 トイレ 洗面台 デスク キャビネット
4人部屋
タイプ
2室

2,200

(入院期間3ヵ月超3,300)

     

 

※ テレビはカード式ではございませんので料金を気にせずにご覧いただけます。

ストレスケア専用プログラム

ストレスケア病棟では、患者さまの症状にあわせて選択できる各種プログラムをご用意しています。

→実施中のストレスケア病棟専用週間プログラム

■心理教育

各分野の専門家の話を聞くことで、健康に関する知識や理解を深め、退院後の生活や病気への対処の仕方を
考えます。

■簡易エクササイズ

体力の維持・向上、イライラの発散や気分転換に効果的な軽スポーツ(卓球・バドミントンなど)を行います。

■SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)

ストレスの大きな原因の1つは人間関係です。

SSTでは、ロールプレイの技法を用いて、周囲と円滑にコミュニケーションできるよう練習します。

■当事者研究

症状や問題を「ただ取り除くべきもの」として扱わず、当事者自身の手で解釈し、苦労への対処方法を研究します。

■D-MCT(うつ病のためのメタ認知トレーニング)

うつ病に典型的な考え方の癖(認知バイアス)に気づき、それらから距離をとり、和らげる方法を知ることを
目指します。

■カウンセリング

入院の目標に沿って、担当の公認心理師・臨床心理士と個別で面接します。

(認知行動療法、マインドフルネス、家族療法、ブリーフセラピー、来談者中心療法、など)

■ウォーキング

自由時間にウォーキングをします。楽しみながらできるよう、病院周辺の「お散歩コースマップ」を
ご用意しています。


※プログラムは、状況に応じて変更・追加になる場合があります。

利用者さまのお声

Aさま:とてもよいサービスを提供していただき、ありがとうございました。

Bさま:入院することで家庭から離れることができて、ゆっくりと休養することができました。

Dさま:娘から「この病院に入院させてくれてありがとう」と感謝されました。

Eさま:あの時思い切って入院してよかった。

Fさま:入院して本当によかったです。先生や職員の方にたくさん話を聞いてもらいました。入院中は目標を決めて治療に取り組むことができました。

アロマ

ストレスケア病棟で使用するグリーンファイルに入院中の目標を記入して治療しました。

ファイルを入れる専用袋も手作りしました。(F様)

プチマッサージ

主治医や看護師さんからいただいた言葉を忘れないように付箋に貼って、退院後も眺めています。(F様)

 

■ストレスケア病棟アンケート

男性)

うつ、不安を抱え、なおかつ“自分を見つめ直すためにも今回の入院は有意義となる”という地元クリニックの主治医の言葉に送られて入院生活が始まりました。それでも今回の入院が自分にとってどのような意味を持つのか不明瞭な中、最初は不安でした。入院生活中、自分と同じような不安、悩み、心の痛み、葛藤を抱える方たちと出会い、プログラム等を通じて話し合い、そしてまた、自分自身と向き合いました。この経験が今までとは違った視点で、自分自身を見つめ直すことに、今後も生きてくる、つながると思います。

入院中は思いのほか自由な時間があったようにも思いますが、それは同時に自立的、自主的に組み立てられる時間でもあったように思います。そして、“あなたは○○な面があるから△△しなさい”というようなことも一度も言われたことがなかった。それらのことも自分で自分を振り返るよい機会となったように思います。標準とはあくまで標準。“私”の存在を大事に考えて下さった人たちに出会えたことが、今回の入院で一番嬉しく、有意義なことでありました。ありがとうございました。

 

女性)

皆さん、とても親切・丁寧に接して下さり、ありがとうございました。

特に4階にいる時は看護師1名の中、じっくりお話を聞いて下さって、嬉しかったし、様々な方と接して勉強になりました。私の理想とする看護師さんがたくさんいらっしゃって、名前を挙げることはできませんが、皆さん本当に良いチームの中で働かれているんだなと外から見ていて思いました。私もこんな職場で働きたかったです。ケアワーカーさんにもとてもお世話になりました。ありがとうございました。

入院のご相談

医師の診察を受けていただいたうえで入院のお手続きをいたします。

診察は完全予約制となっておりますので、電話にてお問い合わせください。

長岡ヘルスケアセンター(長岡病院)

075-951-9201

電話受付時間:9時~17時(月~土)

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